私が行った勉強の仕方(1年目編)
目次
今回は自分が1年目に実際に行った勉強の仕方を共有する
OJT
1つ目はOJTである
OJTとは、On the Job Trainingの略で実務をとおして学びましょうという勉強方法である
システム部門では、日々ユーザーから「ネットワークにつながらない」「プリンターがの調子がおかしい」というヘルプがある
なぜネットワークにつながらないのか、プリンターの調子がおかしいとは何なのか、実際に経験して、現場(ユーザーの元)に行って状況を確認しながら学んでいくのがよい
「ネットワークにつながらない」を例にとっても、原因はPCかLANケーブルかSW(スイッチ:ネットワーク通信を行うに交通整理をしてくれる機械。)か
最初はこういった原因の可能性の選択肢が思い浮かばなくても、数をこなしていくとどこに原因があるか、どうやったら原因特定できるかと予想できる
ユーザーからのヘルプで必ずやってもらいたいのは、必ず現場(ユーザーの元)にいくことである
ユーザーはできないこと、いつもと違うことを報告してくる
それを自席で考えないで実際にユーザーの元に行って話を聞いて状況を見て欲しい
できない理由は以外と単純かもしれない
ネットワークにつながらないのは、LANケーブルが刺さっていないだけかもしれない
これは現場にいかないとわからないことである
私も1年目はあっちこっち歩き回って学んだので参考にしてほしい
物理LANの追跡
私が異動半年後に行ったことである
OJTでユーザーからのトラブル処理も形になってきたころ、ネットワークの勉強で行ったことである
ユーザーが使用しているPCからサーバーまでどういったLAN配線になっているか紙に書きながら歩いたことがあった
1年目はサーバー室やEPS(電気や通信などの配線を通すスペース)への鍵もなかったため、上司に説明して鍵を借りて配線図を自分なりに書いていた
当時は、SWとSW(当時は全部ルーターと呼んでいたが恥ずかしい思い出)をLANで繋がってサーバーまで続いているという漠然としたことしか分からず、ネットワークの知識もなかった
そんな知識もない状況で見て回っても無駄と考えるかもしれない
しかし、物理で繋がっていないところには通信できないため、早いうちにここを理解しておくと、トラブル時の原因特定にとても役に立つ
今思うと、OSI参照モデル(ネットワーク通信をするにあたって必要とされる考え方を7つに分けたもの)の第1層を無意識で学んでいた
IT用語辞典
最後にIT用語辞典だ
システム部門では、プロトコルやらプロファイルやらカタカナ専門用語が多い
意味を理解するためにグーグル先生に聞いてもさらに意味が分からないってことが多くあった
調べた先で新しいカタカナ専門用語があってさらに調べる...ってこともあった
これでは全然理解できなかったが、あるIT用語辞典を説明しているサイトがあった
(リンク貼っていいのか分からない、許可とってないなどでリンク貼れないが、「分かりそうで分からない」って検索すると幸せになるかも)
もしかすると既に知っている人もいると思うが、ここは難しい専門用語をさっくりしっとりと説明してくれる
しかも数も多い
一般的なIPからそれプロしか使わんだろという用語まである
ここで概念だけでも理解した上で、別なサイトでもう少し掘り下げていくと理解が速い
私も今でもたまにお世話になっている
以上が私が1年目に実際に行った主な勉強方法である
システム部門へ異動したばかりだと、どういう風に勉強すればいいだろうと思う人もいると思う
先輩上司も忙しそうで聞けない、勉強方法分からない
そんな人の役に立てればうれしい
おわり
システム管理の管理とは
管理対象は何か?
システム部門が管理しているモノってなんなのか?今回はそこを説明する
大きくわけて4つに分類できると考えている
1.サーバー機器
2.ネットワーク
3.各部署に配置されているPCやスキャナー、プリンタなどの周辺装置
4.データ群
いずれも説明しなくてもどういうものなのかなんとなーくイメージで理解している人もいると思う
最初はそれでいいと考えている
重要なのは、各部署に所属するユーザーがシステムを使用するのに、どのPCや周辺機器を使い、どのネットワークで通信を行い、どのサーバーでどういうデータが処理されているかを考えることだ
これを日頃から頭の中で整理できている人は、トラブル時にどこに問題があるか見つけだすことができる
システム部門は裏方である
トラブルがあった時のダウンタイム(システムが稼働できない時間)は1秒でも短くすることを心掛けてもらいたい
一人ですべて管理するのか?
これらの管理対象を一人で管理しろとは言わない
会社によってはシステム部門内で、サーバー担当、ネットワーク担当、エンドユーザー担当と振り分けされているかもしれない
その時は割り振られたエリアを勉強してもらいたい
問題は中小企業や町村の地方公務員である
私もそうだったが、少人数で業務にあたるので担当などない
その時はひとつずつ理解していくしかない
そういう状態の会社は往々にしてサーバーやネットワーク、PCなどの周辺装置の数の規模は小さい
最後に
管理対象について簡単に書いたが、重要なのはどういう構成でシステムが動いているか把握することである
把握することがトラブル対応時に役に立ち、裏方であるシステム部門の見せ所である
おわり
システム管理者って?
システム管理者って何?
システム部門へ異動した人たちは一括りにシステム管理者となる
では、システム管理者とはなにか?
私の持論となるが、結論を言うと
システム管理者とは、会社で使われているパソコンやシステムのお守りをし、社員が自分の業務に専念できるようにする会社の裏方と考えている
パソコンが壊れた
インターネットにつながらない
といった初歩的な対応からサーバーやデータのバックアップ取得、システムの運用管理、私がいた所では電気や電話設備など行うべき業務は多岐にわたる
電気設備は建物の管理を行う部署が行うべきだと思うのだが・・・グチグチ
色々やっていたが私自身が最も気にしていたことは、社員皆の業務を妨げることないことだ
対象はパソコンやサーバーの機械である
機械はいずれ壊れる
そしていつ壊れるか分からない
壊れたときにすぐ対応し、業務ができない時間を1秒でも短くするために日頃から勉強することが大事だと考えている
最後に、参考までに私が過去に異動してきたシステム部門新人のために買った本を紹介する
先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務 [ 木下 肇 ] 価格:1,958円 |
上記の「先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務」だ
1つの題材が見開き2ページで説明され、とても読みやすい
題材もセキュリティに関する基礎知識編からログ取得や障害対応などの実務編と100近くある(数えてないけどそんくらい)
どうすればいいかといった技術的なことは書いていないが、どんな仕事をしなければならないか、システム管理者として何をすべきかがよく書かれている本だ
システム部門に入った人たちには是非読んでもらいたい
おわり
自己紹介しないといけませんよね
自分の経験論を語る前に経歴なりの自己紹介をしないといけませんよね
ペンネームはこわだ
様々なサイトに登録する際は既に使用されている程のよくある名前
システム部門に10年在籍してた元地方公務員で、現在は公務員時代に基幹システムをお世話になってたIT企業へ転職
10年培った知識で新規の委託業務を受注し、その自治体のシステムやネットワークなどをほぼ掌握している
といった経歴です
大卒で入庁
税務部門などを経験したのち、無知で未経験のままシステム部門へ配属
私含め3人の部署だったが、全員が未経験でシステム部門の所属年数が1年ないし2年のカオス状態
唯一20年超システム部門をやってた人がいたが、私が異動になるのと同時に別部署へ異動し、3年後に定年退職
辞令で自分がシステム部門に行くことの不安がありながら、20年のベテランが同時に異動でさらに不安が加速していく心境
未だに覚えている
しかしその不安があるから、勉強して勉強して今があると思っている
そんな不安を感じる人達にこれからはアドバイスを送りたい
また、公務員ならでは国および県から準備される意味不明なシステムとかわかりやすく解説していきたい
おわり
ブログタイトル変えてみました
今日はPCからこんばんは
タブレットと違って編集しやすいですがノートPC出すのがだるいです
設定とかはちょくちょく勉強しながらやっていこうと考えてます
ところでブログタイトル「急にシステム部門へ辞令が出まして」なんですが、
仕事をしていると経験ないのに技術を要する部署に異動ってのはよくあると思います
さまざまな部署があるなかでシステム部門ってのは専門的すぎて、コンピュータの専門学校や大学に出た人が所属しているのかなーと思っていました。
そんな時、急に辞令が!
知識や経験ないよ~
どう勉強すればいいの~
なんて事を自分の経験を生かして、みなさんに共有して解決できたらなと考えています
特に中小企業や地方公務員にはこういった辞令もあると思います。
そんな人たちのために筆をブログを始めたのが理由です
みなさんよろしくお願いします
おわり
書きたいことがあるけれど
シェアリングエコノミーとかいう時代
あれもこれも表現したい!共有したい!と思い立って始めたこのブログ
ブログ自体のタイトルやら何やらどうやっていいかわからない
タブレットから入力してるがPCからの書き込みがいいのかしら
まずは色々試してみます
よろしくお願いします(誰に向かって?)
おわり